引退棋士
結果を出して上に昇る棋士もいれば、去る棋士もいるわけです。次の3名が引退となりました。
- 鈴木輝彦七段 (引退届提出により)
- 森安正幸六段 (フリークラス規定により)
- 中田章道六段 (フリークラス規定により)
C級2組から降級、もしくはフリークラス宣言すると、順位戦を指さない「フリークラス」に所属することになります。フリークラスでは一定の年数が経つと引退する決まりとなっています。上の「フリークラス規定により」はそういうことです。
伊藤博文六段はフリ―クラス棋士宣言をし、フリ―クラスに転出したそうです。C級2組から降級してフリークラス棋士となりながら、またC級2組に復帰した唯一の棋士でしたが、復帰後2年連続で降級点となってしまい決断を迫られたということでしょう。宣言でフリークラスへ転出した場合にはC級2組に復帰することはできないため、引退届を出さなければあと15年か16年*1で引退することになります。
*1:規約に自信がありません。
■
将棋ソフトがプロと対戦可能に
今年10月からブロック予選が始まる第28回朝日アマチュア将棋名人戦にコンピューターソフトの出場が認められることが明らかになった。仮にソフトが全国大会ベスト8まで進出すると、来年の第23回朝日オープン将棋選手権予選への出場権を獲得し、プロとの対局を実現することになる。
コンピューターソフトの対局は、パソコンを対局場に持ち込み、オペレーターがパソコンの操作しソフトの示す指し手の通りに駒を動かす形で行われる。将棋ソフトは指し手を確認する時間の分だけ持ち時間を余分に消費するが、ソフトも人間も同じ条件で対局する。
大会にはコンピュータ将棋大会で上位入賞したソフトなど多くのチームが名乗りを上げる見込みだ。あるソフト開発者は、大会用の特殊な思考法を取り入れるべく開発をすでに開始しているという。
大会関係者は「全国トップクラスのアマに将棋ソフトが勝つのはまだ難しいが、可能性は十分にある。実現すれば画期的なこと」と期待感をにじませている。チェスのコンピューターはすでに名人と同格の強さに成長している。将棋でも同じことが起きる日は近いのかもしれない。
詳しくは明日あたりにでも。
……そんなわけで、言い訳ですが、本当はもう少しちゃんとやるつもりだったんですよ。asahi.com風のページを作ったりとか。途中で面倒になってこんな手抜きになってしまいました。4月00日という架空の日の出来事ということでお願いします。本気にされた方にはお詫びします。せんすさん、フォローありがとうございました。
「はさみ将棋名人戦開催へ」というネタも考えていたんですが、そちらの方が良かったでしょうか。
他のページだとネタはあまりやってないようですね。
- http://shogi-pineapple.com/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=ama&tn=0073&rs=91&re=120&rf=no
- http://shogi-pineapple.com/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=cls&tn=0023&rs=55&re=60&rf=no
- http://shogi-pineapple.com/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=beginner&tn=0029&rs=39&re=60&rf=no
- http://shogi-pineapple.com/bbs/mibbs.cgi?mo=p&fo=beginner&tn=0015&rs=15&re=30&rf=no
違ってたらごめんなさい。
別方面でも一応。
- 戎棋夷説4月1日分
- 熱血SHOW技バトル:KISEKI公式ホームページ(人生迷走記録経由)
- はてなブログ
東大将棋定跡道場完結編レビュー
東大将棋定跡道場完結編のレビュー。好評価です。
逆向きの詰将棋(続き)
3月31日の続き。作意は次のようでした。(攻方:5九玉、6九馬、持駒:なし、受方:1一飛、4七金、5七玉、9一飛)
後手の持駒:角二 金四 銀四 桂四 香四 歩十八
9 8 7 6 5 4 3 2 1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- +
v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v飛
一
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
二
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
三
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
四
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
五
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
六
・ ・ ・ ・v玉v金 ・ ・ ・
七
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
八
・ ・ ・ 馬 玉 ・ ・ ・ ・
九
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- +
先手の持駒:なし
これは▲5八馬 △同金と進むと先手玉が詰みますが、▲4七馬 △同玉 ▲5七金 △同玉 と進むと下図になります。
後手の持駒:角二 金四 銀四 桂四 香四 歩十八
9 8 7 6 5 4 3 2 1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- +
v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v飛
一
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
二
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
三
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
四
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
五
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
六
・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・
七
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
八
・ ・ ・ ・ 玉 ・ ・ ・ ・
九
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- +
先手の持駒:なし
しかし、桂花さんからコメントで余詰指摘をいただきました。
「47金 59玉 / 18飛 66玉 91飛 / 角」47金が46銀でも可。
ありがとうございます。それは思考の外でした。不格好に受方の1二歩と9二歩を置いて修正としておきます。
さて、これだとつまらないのですが、もう少し工夫すれば面白くなってくるのではないかというのが最近少し考えていることです。例えば、チェスプロブレムで似たようなものもありますが、逆算するときに協力しないというのもあるかもしれません。持駒を使える状況だと受方の手の選択肢が広がってうまく手順を作れないため、今のところ考え中の段階です。