野月浩貴六段のアメリカ紀行

2004年4月17・18日にサンフランシスコで行われた全米将棋選手権にあわせて、大野八一雄六段、石川陽生六段、行方尚史七段、中井広恵女流二冠、高橋道雄九段、高野秀行五段、西尾明四段、野月浩貴六段の8名が渡米したそうです。そのレポートが上のページ。

モールで指導対局を行っていたところ、「通りがかりの人たちから「何をやっているんですか?」と質問攻め」にあったそうです。アメリカでは見たこともない人がほとんどなんでしょうね。

「将棋界」で働くということ

将棋タウンの掲示板で「将棋に関する仕事・職業」はどのようなものがあるかという質問があり、それに呼応して上のページができました。詳しい方がいらっしゃいましたら、将棋タウンへ情報を寄せていただけると、私もうれしいです。

お金を稼ごうと思うなら将棋界を選ぶべきではないのは明らかですが、将棋に対する情熱があるなら何とかならないとも限りません。狭い世界なので現実には縁故があった方がいいのかもしれませんが。

三軒茶屋将棋倶楽部がウェブログを導入

「倶楽部ログ」は脱字ではなく、「ブ」が共有されているのだと思います。

それにしてもここ1・2ヶ月で将棋関係のウェブログが急速に増えてきました。数えていませんが、将棋をメインにしたものだけでも20を越えているような気がします。

1年前を思い返すと、日本のウェブログのレンタルサービスははてなダイアリーを含めほとんど選択肢がありませんでした。現状と比較するにつけ時代の変化を感じます。

Victories are allも見ています。気のせいか、livedoor Blogが多いような。

将棋フォント

弊社で以前に将棋・麻雀の書籍を制作した際に作った欧文のオリジナルフォントです。将棋の駒と麻雀牌が画面に表示・印刷できます。

無料でダウンロードできます。もしかしたら何かの役に立つかもしれないので、一応メモ。

渡辺明応援サイト、消滅の原因は料金払い忘れ

5月30日にお知らせした渡辺明応援サイトが消えている件について、掲示板にて管理人の方の書き込みがありました。料金の払い忘れということなので、すぐに復活できるだろうと思います。

梅田望夫氏のはてなダイアリーが再出発

5月25日に「雑記帳(メジャーリーグ、将棋、抜書き) by Mochio Umeda」の公開停止をお伝えしましたが、一昨日に形を変えて再出発となりました。よろこばしいことです。6月1日付では 「棋譜と観戦記」再掲と、読めなくなった将棋関係の記述が部分的に再録されています。

梅田望夫・英語で読むITトレンドとあわせてどうぞ。

おもちゃ箱で展示室オープン

詰将棋おもちゃ箱ではこれまで「ドキドキストリート」と題して月1回の出題を行ってきましたが、今月から範囲を拡大して様々な分野の詰将棋を出題することにしたそうです。今回は小湊奈美子氏の記録作(といえばなんの記録だかおわかりでしょう)と鳥本敦史氏の大道詰将棋。解答締め切りは今月末です。

ここで出題される作品の募集もあわせて始まりました。いいものができたかたは送ってみてはいかがでしょう。

柿木五十一号

9x9=81で配布されている柿木将棋用定跡ファイルが柿木五十一号にバージョンアップしました。

今回は中飛車道場二冊と四間飛車道場の第十六巻(右四間)です。次は四間飛車道場の第十三巻〜第十五巻(藤井システム)を追加する予定です。

詰将棋パラダイス6月号

詰将棋パラダイス6月号が昨日届きました。楽しみにしていたのはやはり森茂作「龍の顎」の結果稿。しかし、これは時間を見て全てを一度並べてからじっくり読もうと思います。なお、Onsite Fairy Mateにて森茂「龍の顎」補足情報が公開されていますので、そちらもあわせて参照して下さい。私の名前もあったりします。

そのほかにも見どころが多いのですが、「棋想天外」の終了は驚きました。ここのところ展開が早かったのはそういうことだったのですか。残念です。

Onsite Fairy Mate 解答発表

一昨日、Onsite Fairy Mateで定期出題の解答が発表になりました。正解したのは私一人だけでした。やはり難解だったようです。

私がこの出題にすぐに解答を送ることができたのは、このような構想を以前から考えていたためです。思い起こすと、ステイルメイト(というか詰将棋というもの)を作り始めた4年ほど前、はじめて完全な図ができた次に考えたのがこの形でした。そのころはfmもステイルメイトに対応しておらず、また、香を合駒で得たいなどと無謀なことを頭に描いていたため完全な図には至りませんでしたが、fmの進化でここまでできるようになったわけです。

双裸玉でさらに手数の長いものが存在する可能性はあると思いますが、検討時間の都合上、実際に手をつけるのはなかなか厳しいですね。

スーパーキッズ

5月25日の記事を見直していたら、YOMIURI ON-LINE 教育新世紀 スーパーキッズに将棋などの関係記事が多いことに気付きました。記者の方がこの方面が好きだからなんでしょうね。

「将棋カルトQ」を解けますか?

突然ですが、日々問題に付き合ってくれる方々へ実力テストです。

今日はまず基本編、20問中13問正解で合格です。

とのことで、問題はリンク先をご覧下さい。

私は12問正解でぎりぎり不合格でした。普通はどのくらいわかるものなんでしょうか。

Yahoo!Japan、検索システムを独自技術へ移行

これまでYahoo!Japanのロボット検索にはGoogle検索エンジンが利用されてきました。しかし、昨日にYahoo!が独自開発した検索技術に移行したそうです。これまで日本では検索エンジンといえばほとんどGoogleという状況でしたが、これで一気に情勢が入れ替わることになります。検索エンジン最適化をやってきた人々は大変ですね。

実際に検索してみると、表示される順位に明らかな違いが認められます。試しに「将棋」で検索してみました。

現時点でYahoo!検索 「将棋」の10位までは以下の通りです。

  1. asahi.com : 将棋
  2. 日本将棋連盟
  3. 将棋倶楽部24
  4. 将棋タウン
  5. 産経将棋Web
  6. 将棋ビギナーズ
  7. 週刊将棋 ONLINE
  8. ログイン - Yahoo!ゲーム
  9. Yahoo!ニュース - 将棋
  10. コンピュータ将棋協会

他方、Google検索 「将棋」は次の通り。

  1. 日本将棋連盟
  2. 将棋倶楽部24
  3. 将棋タウン
  4. 将棋ビギナーズ
  5. 囲碁・将棋チャンネル
  6. 週刊将棋 ONLINE
  7. asahi.com : 将棋
  8. 近代将棋
  9. コンピュータ将棋協会
  10. あゆみ将棋サロン

これだけ見るとそれほどの違いはないように見えますが、Yahoo!では11位に鬼斬転輪おにぎりころりんが入っているのが目に付きます。理由はよくわかりません。そのあたりの仕組みは今後少しずつ解明されていくのでしょう。