女流棋士の降級点争い

男性棋士順位戦での降級点争い*1はよく知られているところですが、女流棋士にも降級点が存在することは長いこと知りませんでした。公式サイトにもその存在は掲載されていないのではないかと思います。*2

当事者にも不明な部分があるくらいですから、我々が知らないのはある意味当たり前と言えますね。おそらく降級点を2回取ると降級ということだと思いますが、順位戦と違って段級位が下がってしまうことになるのでしょうか。女流2級の棋士が降級すると引退ということでしょうか。降級点の基準は勝率なのでしょうか。

ある棋士の日常 10月3日付でも触れられていますが、女流棋士の待遇は決して良いものとは言えません。この降級点というのも厳しさの一つであるわけですね。

つれづれこらむ 10月5日付で補足が出ました。

*1:「降級点逃れ争い」という表現の方が適切かもしれませんが、今ひとつしっくりこないのでこれで通しています。

*2:将棋年鑑はどうでしたっけ?ひょっとすると掲載されていたかも。

感想戦

なぜ負けた奴と勝った奴が仲良く対局の検討しているのかと。

負けた奴は「ゴラァー!」と将棋の台をひっくり返してそのまま帰ってもいいと思う。

場合によっては感想戦なしで帰ってしまう棋士もいます。(テレビ棋戦ではさすがにないと思いますし、対局のあと憤ることがあったとしても普通は自分を責める気持ちが大きいものですが。)

一つの理由は、観戦記者に書くための材料を与えるためでしょう。次の日にわざわざ万障繰り合わせて集合するのもばかばかしいですし、時間がたつと途中で何を考えていたか忘れてしまうことも多いはずです。

でも、観戦記にならない対局でもたいてい感想戦が行われます。アマチュアのレベルでも真剣に将棋を指していれば感想戦をやりたくなる心理は理解できるものだと思いますが、どう説明すればいいんでしょうね。次の対局につなげるためというのも微妙に違う気がしますし……。

対局直後の気持ちは意外に説明しにくいところがあるので、羽生善治二冠あたりにうまい解説を考えてもらいたいところです。

ミケネコ研究所 閉鎖

管理者と面識がなくてもお世話になった方は非常に多いであろう「ミケネコ研究所」が閉鎖となったそうです。そういうことはありうるとわかっていても悲しいものです。

管理者が亡くなってもWWW上に功績が永久に刻まれる。そんな風にうまくいくといいのですけど。