渡辺明六段の竜王戦記

10月19・20日に行われた竜王戦第1局の感想を挑戦者の渡辺明六段が書いています。タイトル戦を戦った棋士の率直な感想がすぐに読めるとはいい時代になったものですね。これに関しては渡辺六段のパーソナリティも大きな要素ですが。

1日目の夜は指し手のことを考えるのかなと思っていましたが予想以上に疲れていて爆睡してしまいました。1日目から激しい展開になって神経を使う展開でしたからね。

二日制の対局で合間の夜にどうしていたかを棋士本人が書いているのは初めて見たような気がします。私は森内ファンなのですが、こういうのを見ると渡辺六段にもがんばってほしいと思ってしまいます。

女流棋士降級点争いの結果

10月21日に行われた女流王将戦予選の2局は、大庭美樹女流1級大庭美夏女流2級が山下カズ子女流五段を破り、長沢千和子女流四段が古河彩子女流二段を破りました。

10月4日に紹介したように、この前者の将棋は女流棋士の降級点争いに直接関わる対局でした。敗れた山下女流五段には降級点が付くことになるそうです。

10月24日追記:上記文章中に誤りがありました。当事者の方々をはじめ皆様にお詫び申し上げます。今後はこのようなことのないよう十分注意いたします。

順位戦の時間

せんすさんが「どうでもいいこと、その1」で書かれているのは、どうでもよくはないと思います。将棋の対局をインターネットを通じてリアルタイムで楽しむという形態は、将来的には新聞観戦記をしのぐほど大きな位置づけを占めるようになることも考えられます。とすると、「結局、視聴者本位の意見でしかないのかもしれませんが」というのはむしろ逆で、本当は「視聴者本位」の発想で物事を進めていくべきなのではないでしょうか。

ただ、順位戦が「視聴者本位」であるべきかどうかはまた別の問題という考え方もできます。近将カップのように早指しの棋戦を新たに作って、ファンを呼び込むかわりに順位戦は「伝統的」なスタイルを維持するというのも一つの選択肢かもしれません。

サイズの小さい文字情報だけで観戦可能な将棋という娯楽は、現在のインターネット中継と親和性が高いと思います。それほど熱心でないファンでも身近に感じられるよう、壁はできるだけ低くしてほしいものです。

サーバダウン

サーバダウンの影響で、掲示板ログは一部失われてしまったようです。書き込み番号243から269までが見つからない、とメモしておきます。

大変申し訳ないのですが、トップページ以外の内部のページへのリンクは現在無効になっています。「esn.gr.jp」を「webspace-jp.com」に置き換えれば、(掲示板以外は)とりあえず有効になるはずですので、よろしくお願いいたします。お手数をおかけして申し訳ありません。

このままではいろいろと不安なのでどうにかしたいのですが、どうしようか……。