題名のない詰将棋

今月号の詰将棋パラダイスで、たいした作品でもないのに名前を付けるのはどうかという意見が出ていました。たしかに多くの作家の方は、作品に命名する=自信作というような位置づけになっていますね。例えば、橋本孝治 普通詰将棋作品集の第36番の587手詰が命名されていないのは、作者自身の評価が高くないからでしょう。(この作品は命名されていない作品の中で最長手数です。)

しかし、小説にしても、絵画にしても、作品と名の付くものは名前が付けられていることが多いですね。そう考えれば、発表した全ての詰将棋命名することは特におかしなことではないと言ってもよいでしょう。

そういう観点から、大したことのない作品にあえて「無題」と命名してみるのはどうでしょう。

えーと、本気にしないで下さい。もし既出でしたらごめんなさい。