逆向きの詰将棋

こんなリファラがあったので、最近考えていたことを書きつけてみます。

詰将棋でマイナス手数というのはあるだろうか、と考えてこんな図をでっち上げてみました。「-2+1手」のつもりです。(攻方:5二飛、持駒:なし、受方:4四玉、5六角)

後手の持駒:飛 角 金四 銀四 桂四 香四 歩十八 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
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先手の持駒:なし

どういうことかというと、「1手詰の局面で、詰まない王手をかけたところ逃げられて上のような局面になってしまいました。元の局面はどんなだったでしょう?」というクイズです。あまり面白くないので答えを書いてしまいます。(攻方:6二飛、4四飛、持駒:なし、受方:5五玉、5六角)

後手の持駒:角 金四 銀四 桂四 香四 歩十八 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
                                                        • +
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先手の持駒:なし

上の局面は▲6四飛引成までの1手詰ですが、▲5二飛不成 △4四玉 と進むと初めの局面になります。

次にこんな局面を考えてみます。2枚の飛は持駒制限のために置いてあるだけです。(攻方:5九玉、持駒:なし、受方:1一飛、5七玉、9一飛)

後手の持駒:角二 金四 銀四 桂四 香四 歩十八 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
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v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v飛
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先手の持駒:なし

これは「-4+2手」のばか自殺詰のつもりです。つまり「ばか自殺詰2手の局面から、王手をかけつつ4手進めたところ上のような局面になりました。元の局面はどんなだったでしょう?」ということです。

続きはまた今度。