引退棋士

結果を出して上に昇る棋士もいれば、去る棋士もいるわけです。次の3名が引退となりました。

  • 鈴木輝彦七段 (引退届提出により)
  • 森安正幸六段 (フリークラス規定により)
  • 中田章道六段 (フリークラス規定により)

C級2組から降級、もしくはフリークラス宣言すると、順位戦を指さない「フリークラス」に所属することになります。フリークラスでは一定の年数が経つと引退する決まりとなっています。上の「フリークラス規定により」はそういうことです。

伊藤博文六段はフリ―クラス棋士宣言をし、フリ―クラスに転出したそうです。C級2組から降級してフリークラス棋士となりながら、またC級2組に復帰した唯一の棋士でしたが、復帰後2年連続で降級点となってしまい決断を迫られたということでしょう。宣言でフリークラスへ転出した場合にはC級2組に復帰することはできないため、引退届を出さなければあと15年か16年*1で引退することになります。

*1:規約に自信がありません。