逆向きの詰将棋(続き)

3月31日の続き。作意は次のようでした。(攻方:5九玉、6九馬、持駒:なし、受方:1一飛、4七金、5七玉、9一飛)

後手の持駒:角二 金四 銀四 桂四 香四 歩十八 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
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v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v飛
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・ ・ ・ ・v玉v金 ・ ・ ・
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・ ・ ・ 馬 玉 ・ ・ ・ ・
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先手の持駒:なし

これは▲5八馬 △同金と進むと先手玉が詰みますが、▲4七馬 △同玉 ▲5七金 △同玉 と進むと下図になります。

後手の持駒:角二 金四 銀四 桂四 香四 歩十八 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
                                                        • +
v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v飛
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・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・
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・ ・ ・ ・ 玉 ・ ・ ・ ・
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先手の持駒:なし

しかし、桂花さんからコメントで余詰指摘をいただきました。

「47金 59玉 / 18飛 66玉 91飛 / 角」47金が46銀でも可。

ありがとうございます。それは思考の外でした。不格好に受方の1二歩と9二歩を置いて修正としておきます。

さて、これだとつまらないのですが、もう少し工夫すれば面白くなってくるのではないかというのが最近少し考えていることです。例えば、チェスプロブレムで似たようなものもありますが、逆算するときに協力しないというのもあるかもしれません。持駒を使える状況だと受方の手の選択肢が広がってうまく手順を作れないため、今のところ考え中の段階です。