3種合のばか詰

Fairy of the Forest - 九州G作品展フェアリー別館の第5回課題は「合駒三種以上」の協力詰(ばか詰)。作品投稿締め切りは9月末までなのですが、前回は参加できなかったので今回は早めに作っておくことにしました。

移動合も可だったと思いますが、やはり打合にしたいなと。しかし、やってみてわかったのはばか詰で限定合を入れるのは大変だということ。普通の詰将棋でよくある「受けに利かす」という意味付けが、ばか詰ではなかなか使えません。

  • 取って使う。
  • 二歩・行き所のない駒の活用。
  • 逆王手を避ける。
  • 詰め上がりで邪魔にならないように。
  • あとで動かす必要があるので、動かしやすいように。

考えられる意味付けはこんな感じですかねえ。下に行くほど作りにくいと思います。これ以外には玉方の持駒限定という最終手段があるのですが、これをやるならきちんと駒を置いて長編にしたくなるので普通に大変そうです。

そんなわけで、結局易しい短編を作りました。この分野では神無太郎さんのAWAKEN - 神無太郎のばか詰99題44番(9手詰で4種合)という名作があるので、それを越えるのは私には難しいです。

ところで、短編の3種合で合駒をすべて動かすことができたらすごいですね。