JEWEL BOX #01

上記エントリのような盛り上がりもあったのですが、中編に限ると少し寂しいという声があり、このような中編限定の作品展が設けられることになりました。解答締め切りは4月7日(金)。アイディアのある面白い作品が多そうなので、1題だけでもぜひ解いてみて下さい。

現在のフェアリー詰将棋はばか系が主流になっているのですが、これですと中編はなかなか作りにくいという実感があります。普通の詰将棋のように駒をさばいていこうとするとすぐに余詰が出てしまう。それを避けようとして自由度の少ない手順を組み立てると、長編趣向作に発展させる余地が出てくる。私の場合はそんなジレンマを感じます。一つの方向性としては、かしこ系の例えば安南詰などにすれば中編も作れそうですが、経験が少ないせいかどうもうまくいかない。そんなことをいろいろ考えた結果、連続ルールを採用することにしました。これだと一つの駒を動かす回数が2倍になっても長編にならずにすむというわけです。まあ、作品として面白いかどうかは別ですが。