「アマ竜王vs激指」レポート

激指が清水上徹氏に敗れるの対局後のパネルディスカッションについて詳細なレポートが出ています。

「今の段階で時間無制限・スパコンを使うなどすればどこまでコンピュータ将棋は強くなるのか?」という素朴な質問も出されたが、これには鶴岡氏が「(今の思考速度から)100倍早くなれば、早指しなら名人・竜王と勝負できると思うが、序盤については速度向上が強さに直結しないので果たしてどうなるかはやってみないとわからない」と回答した。ただ松原氏は「チェスは過去に専用コンピュータを使うプロジェクトが多数存在したが、将棋は今まで4CPUを使ったものが最高で専用ハードを使ったものがない」とも語り、「今が専用ハードにトライするラストチャンスかもしれないので、ぜひそういうプロジェクトをやってみたい」としてスポンサーの登場に期待する一幕もあった。

たしかに、もう少しすると専用ハードを作るまでもなくプロに対抗できる時代がやってくると思われるので、専用ハードを開発するなら今しかないかもしれません。どういうことになるのか見てみたい気がしますが、やはり相当の金額がかかるんでしょうね。