A級順位戦

34手目 △6四歩まで


谷川浩司王位 △三浦弘行八段 の対局は、後手の三間飛車美濃に先手の居飛車穴熊。7九に蟄居していた先手の飛車が、最後に働いて光速の寄せが決まりました。先手谷川の勝ち。(棋譜

一方、▲久保利明八段 △島朗八段 の将棋は、先手四間飛車に後手は2二玉型の左美濃。先手が玉頭攻めから飛をうまくさばいて快勝となりました。(棋譜

先日の藤井-鈴木戦では、対局後数日間棋譜が途中までしか掲載されませんでしたが、今度はちゃんと掲載されています。一歩ずつでも、水準に近づくのは大事なことです。

ところで、次の中継はいつでしょうか?順位戦中継は謎が多いです。

佐藤流左美濃

矢倉愛好会指定局面戦(佐藤流左美濃)の一局面。この△6四歩が成立するかどうか、以前から気になっていました。実戦は▲7六銀 △6五歩 ▲同銀左 △6四歩 ▲7六銀 となって、言い分は通った形。▲4六角 の筋が気になりますが、何とかなっているでしょうか。

その後いい勝負が続いたものの、最後に詰まない玉を詰ましにいって負けにしてしまいました。残念。