女流棋士、人気はあるけど(asahi.com:将棋)

女流棋士はその人気に比べて待遇が悪いのではないかという提言。

例えば、よみくまの八面六臂では次のようなことが書かれています。

あまり知られていないのだろうが、女流棋士の将棋連盟内での立場はいまだに確立されていない。連盟は週4日働くアルバイト職員の社会保険料は負担しても、女流棋士はそうした福利厚生制度の対象になっていない。そろそろ何らかの措置を講じるべきだろう。

つまりそれだけ収入が少ないということなんでしょうね。例えば昨年度の女流成績一覧を見ると対局数が10局に満たないような女流棋士も多いので、対局料が少ないのは仕方ないと思いますが、イベントに参加したときのギャラはどのようになっているのでしょうね。将棋の実力が下回っているという現実を考慮すると、イベントを盛り上げるのも女流棋士の本業の一つと思えますから、そちらにも相応の報酬が出るべきですが。

そうして考えると、大して勝たないのに収入を保証されている男性棋士がいる矛盾が、いっそう明らかになってきますね。本質的な問題はそちらにあるのでしょう。