王座戦、渡辺五段が王手

王座戦第3局▲羽生善治四冠 対△渡辺明五段の対局は、126手で後手の勝ちでした。棋譜・解説などはNIKKEI NET 将棋王国で見られます。

三局連続の横歩取りとなり、序盤は第2局と29手目まで同一の進行でした。最近流行しているそうです。30手目の△6二金から新しい展開となり、互いに陣形を整備しあう穏やかな流れとなりました。その後9筋で駒がぶつかり、大駒の働きの差で先手が優位に立ったかに見えましたが、桂香を持っての後手の攻めが意外に厳しく逆転したようです。

これで渡辺五段の2勝1敗。王座奪取まであと一つです。歴史的一局になるかもしれない注目の第4局は10月7日(火)の予定。

それから、恒例の朝食の話題は以下。