トーナメントがいいか、リーグ戦がいいか

都教委は8日、来年4月に台東区に開校する都立初の中高一貫校について、入学者募集の際に実施する適性検査の問題例を事前公表した。

【3】 囲碁や将棋は、江戸時代にも行われ、その様子は浮世絵にも表されています。さて、太助、平治、彦蔵、喜八、三吉の5人は囲碁大会を行うことになりました。

 あなたがこの囲碁大会を開くとしたら、優勝者を決めるのに、トーナメント戦とリーグ戦のどちらの試合方法を選びますか。あなたがその試合方式を選んだ理由を、それぞれの試合方式を対比させながら2つ書きましょう。

この問題だったら江戸時代は関係ないし、囲碁・将棋である必然性もないような。むしろ先手後手の問題がある分だけ、問題が無意味に複雑化している気がします。

個人的には、5人で単純なトーナメント戦を行うのはやめた方がいいかと。先後一セットで総当たり戦がベストだと思います。もし時間がないとしたら難しいですね。4人なら棋聖戦最終予選のような2敗失格方式がよくあるやり方だと思いますが、5人だとどうしても半端になるので当たり方の差による不公平を少なくするのが難しい感じです。あと3人連れてきて8人の大会にするというのはなしでしょうか。