年間賞金ランキング、羽生善治三冠が6年連続の首位

基本的に4月を区切りにして動く将棋界ですが、賞金ランキングは1月が区切りになっています(税金の関係でしょうか)。

首位は今年も羽生善治三冠。続いて、佐藤康光棋聖森内俊之竜王と、ベスト3までは昨年と同じ順位です。大きく順位を上げたのが、次の4名。たしかに名前を聞く機会が増えた気がします。

  • 深浦康市朝日オープン選手権者(21位→6位)(朝日オープン選手権獲得)
  • 三浦弘行八段(18位→7位)(NHK杯戦優勝)
  • 久保利明八段(25位→10位)(A級昇級・JT杯準優勝)
  • 渡辺明五段(68位→17位)(王座挑戦、C級1組昇級)

個人的な考えとして、賞金ランキングは棋士の格付けに最も適した指標だと思っています。その意味で、来年も羽生三冠が首位の座を維持できるかどうかに注目しています。そのためには名人位を防衛することが必須の条件となるでしょう。

ところで、中井広恵女流二冠の獲得額はどのくらいなんでしょうね。