将棋世界5月号

今月も「盤上のトリビア」が面白い企画でした。先手四間飛車に対して後手番の6五歩早仕掛けから千日手狙いにしたらどうなるのかは結構気になっていたのですが、藤井猛九段はさすがに手の内を見せてくれないようです。

将棋世界の5月号というと私は毎年順位戦昇級者の文章を楽しみにしていました。特に苦労して上がった棋士の書く真摯な文章に心を打たれることが多かったのですが、今年はアンケートで一言ずつという形式で今ひとつ伝わってくるものがありませんでした。去年までの形式は棋士当人には不評だったのでしょうか。