ぼろおん、まんげえ、やらまやふう

「やらまやふう」も出題に入りました。そんなわけで考えてみることにします。

  • 1. 【ボロオン】 なんの手がかりもなし。これはそのうち誰かがやるのではないかと思ってましたが、まあ正解ではないでしょう。
  • 2. ボロオン[boloen] 言葉遣いに何となく違和感。楽器を使うという言い方はあまりしないように思います。
  • 3. 【ボローン】(bolorn) 「音高をこれによって変える」という表現がしっくりきませんが、このくらいならありかも。
  • 4. ボローン【borone】 ホウ素だからということですね。ちょっとこじつけのような。
  • 5. ぼろおん 「箏」が読めない……。
  • 6. ぼろおん うーむ、言いそう。出典の示し方の「狂」というのは狂言の略ですね。たぶん。
  • 7. 【襤褸穏】 無理に漢字をあてた反動でこじつけ風味。

5.か6.かで迷いましたが、6.に作為的なものを感じたので5.にします。

  • 1. 【万花会】 意味はわかります。問題はこれで「げ」と読むのかどうか。
  • 2. 【幡家会】 「幡家大師」という人名は強引な感じがします。
  • 3. 【万解会】 「万」と「解」の組み合わせが語感にそぐわない気がします。
  • 4. 【万華宴】 「ぼろおん」の6.と同じ方の予感。
  • 5. 【鰻外餌】 鰻って誤ってかかるような魚でしょうか。
  • 6. 【マンゲー】 読点の打ち方に違和感を感じます。
  • 7. 【万華絵】 広辞苑にはない丁寧さ。出典を思いつきません。
  • 8. 【万華絵】 投げやりと見せて裏をかく高度な戦術。しかし、さすがにもう一言ほしいかと。

嘘解答作成者にとってはたほいや倶楽部史上最高難度だったのではないでしょうか。

  • 1. やらまやふう 広辞苑ではなさそうな文章ですが、どういう出典を想定しているのか思いつきません。
  • 2. やらやまふう 誤字でしょうか。推理小説のネタばれを出題するとしたら斬新だと思いました。
  • 3. ヤラマヤフー 「これは、」で語釈を書き始めるのも斬新。文体も独特ですね。
  • 4. 【亜拉麻牙虎(ヤラマ・ヤフー)】 自然な仕上がりなのですが、「長いのは嘘」の法則に従うところでしょうか。
  • 5. 【柔ら萬屋風】「紙の」は「髪の」の写し間違いでしょう。きっと。
  • 6. 【野羊駝家風】 漢字の当て方が取り急ぎ風。岩場で放牧ってするものでしょうか。

そんなわけで5.にします。