ボビー・フィッシャーの結婚生活

渡井さんはフィッシャーさんが世界王者になった72年の翌年に来日した際、初めて会ってファンになった。92年、米国の経済制裁下のユーゴスラビア(現セルビア・モンテネグロ)で20年ぶりに対局したとき、現地に招待された。そして時期は明らかにしないが、フィッシャーさんがプロポーズし、同居。だが、この対局が米国の通商禁止違反法令に触れ、今回の収容につながった。

「幸せだったし、あえて籍を入れる必要はお互い感じなかった」という。しかし、フィッシャーさんは現在、米国への強制送還におびえる。もし少しでも良い影響を与えることができるならと、婚姻手続きを決断したといい、偽装結婚説を否定する。

何がなにやらわからないのですが、フィッシャーは今後どうなるのでしょうか。一般論として言えば、2人が望む限り結婚は自由であるべきなのですけど。