感想戦

なぜ負けた奴と勝った奴が仲良く対局の検討しているのかと。

負けた奴は「ゴラァー!」と将棋の台をひっくり返してそのまま帰ってもいいと思う。

場合によっては感想戦なしで帰ってしまう棋士もいます。(テレビ棋戦ではさすがにないと思いますし、対局のあと憤ることがあったとしても普通は自分を責める気持ちが大きいものですが。)

一つの理由は、観戦記者に書くための材料を与えるためでしょう。次の日にわざわざ万障繰り合わせて集合するのもばかばかしいですし、時間がたつと途中で何を考えていたか忘れてしまうことも多いはずです。

でも、観戦記にならない対局でもたいてい感想戦が行われます。アマチュアのレベルでも真剣に将棋を指していれば感想戦をやりたくなる心理は理解できるものだと思いますが、どう説明すればいいんでしょうね。次の対局につなげるためというのも微妙に違う気がしますし……。

対局直後の気持ちは意外に説明しにくいところがあるので、羽生善治二冠あたりにうまい解説を考えてもらいたいところです。