順位戦C級1組、飯塚祐紀六段と中田宏樹七段が昇級

8日に行われた順位戦C級1組最終節は、飯塚祐紀六段と中田宏樹七段がB級2組への昇級を決めました。9回戦までトップだった山崎隆之六段は、小林裕士五段に敗れて昇級を逃しました。上位陣の成績は以下の通りです。(かっこ内は前年度の順位。)

宮田敦史五段は2敗ながら、順位の差で惜しくも届かず。返す返すも不戦敗が惜しまれます。

飯塚六段も中田宏樹七段も実力のある棋士なので意外ではありませんが、昇級候補として有力視された渡辺竜王と山崎六段の両方が届かないとは思いませんでした。来年度はさすがにどちらかは昇級すると思うのですが。

一方、降級点争いは以下のようになりました。西村一義九段、真部一男八段、有吉道夫九段がC級2組へ降級となります。(「*」は、今年度開始時点での降級点を表す。)

  • 24. 3勝7敗(22) 児玉孝一七段*
  • 25. 3勝7敗(23) 西村一義九段*(降級)
  • 26. 3勝7敗(25) 窪田義行五段(降級点)
  • 27. 3勝7敗(27) 千葉幸生五段(降級点)
  • 28. 2勝8敗(01) 石田和雄九段(降級点)
  • 29. 2勝8敗(17) 真部一男八段*(降級)
  • 30. 1勝9敗(29) 有吉道夫九段*(降級)