順位戦C級2組、平藤眞吾六段が昇級
昨日一斉に行われた順位戦C級2組最終節で、平藤眞吾六段が新婚の伊奈祐介五段を千日手の末に破り、C級1組への最後の枠に滑り込みました。上位陣の成績は以下の通りです。(かっこ内の数字は前年度の順位。昇級枠は3名。)
平藤六段は41歳にして初の昇級。対照的に新四段として1年目の昇級を期待された片上四段は順位の差で惜しくも次点でした。C級2組の下位から上がるには、1敗にとどまらないと無理ということなのでしょう。
一方、降級点を巡る争いは以下のような結果となりました。大島映二七段、小阪昇七段、熊坂学四段、安西勝一六段、前田祐司八段はフリークラスへ降級です。(「*」は今年度開始時点での降級点を示す。今年度の降級点枠は9名。降級点3つで降級。)
- 37. 3勝7敗(28) 桜井昇八段*
- 38. 3勝7敗(33) 大島映二七段**(降級)
- 39. 2勝8敗(31) 武市三郎六段(1つ目の降級点)
- 40. 2勝8敗(32) 小阪昇七段**(降級)
- 41. 2勝8敗(35) 堀口弘治七段*(2つ目の降級点)
- 42. 2勝8敗(36) 藤原直哉六段(1つ目の降級点)
- 43. 2勝8敗(38) 熊坂学四段**(降級)
- 44. 2勝8敗(42) 安西勝一六段**(降級)
- 45. 2勝8敗(43) 前田祐司八段**(降級)
- 46. 1勝9敗(23) 木下浩一六段*(2つ目の降級点)
金沢孝史四段が最終戦で勝って自力残留を決めたため、C2で降級点なしの記録を更新していた武市三郎六段と、C2在籍記録を更新していた小阪昇七段は、ともに記録が途切れるという結果となりました。