森内俊之名人、フランス旅行獲得

本日放送されたパネルクイズ アタック25の1500回記念大会に出場した森内俊之名人は、18枚のパネルを取って見事優勝し、その後のボーナス問題にも正解してフランス旅行を獲得しました。

そのほかの出場者は、やくみつる高田万由子丸山和也。弁護士の丸山和也はさっぱり応えられませんでしたが、やくみつる高田万由子は正解をきちんと答え、好勝負となりました。中盤は森内名人がやや有利で推移したものの、アタックチャンスとその直後の問題を逃して不利になったかと思われたところ、最後の3問を連続正解して見事優勝をもぎ取りました。

森内名人はだいぶ緊張していたようで声が上ずる場面もありましたが、クイズ経験者らしく問題文の作りを熟知した上で、最後まで読まれる前に何を問われているかを認識する技術が抜きんでていました。(森内名人は、ホノルルクラブというクイズサークルに加入していたり、慶応大学のクイズ研究会に参加して学生と一緒に研究していたことがあるなど、かなり本格的にクイズに取り組んでいます。)パネルの取り方も、他の解答者より理解度が高かった印象でした。やくみつるはパネルの取り方が攻撃的だった分、その次に正解できなかったときにしっぺ返しを食らっていました。堅い取り方をしていれば、勝っていたかもしれません。

やくみつるが17番を取ったのは明らかな悪手だったと思います。23番を取っていれば展開は違っていたのではないかと。

すごいと思ったのは、やはり「はなみ」です。「これから流れる3曲を聞いて、曲名の頭文字をつなぎあわせてできる、この季節に関係した言葉は何でしょうか?」という問題を、2曲しか聞かずに答えてしまいました。隅のます目を取れるチャンスだったので勝負に出たとのことです。一流の勝負強さを見た気がしました。