ボビー・フィッシャーにアイスランドが市民権付与
20日にお伝えしたボビー・フィッシャーにアイスランド市民権付与への流れを受けて、本日、アイスランドの国会はボビー・フィッシャーに市民権を付与する法案を可決しました。
- チェス元王者：アイスランドに出国へ 市民権付与法案可決（毎日新聞）
- 入管収容中の元チェス王者、アイスランドへの出国を検討（朝日新聞）
- アイスランド国会、元チェス王者に市民権…日本で拘束（読売新聞）
- 元チェス王者の市民権可決 アイスランド国会（産経新聞）
- 元チェス王者、出国実現か−アイスランドが市民権可決（サンケイスポーツ）
- フィッシャー氏に市民権付与、アイスランド議会が法案可決（CNN.co.jp）
- 出国を前向きに検討・元チェス王者問題で法務省（NIKKEI NET 将棋王国）
- 放浪チェス元世界王者、ハッピーチェックメイト（サンケイスポーツ）
- Bobby Fischer: ich bin ein Icelander!（ChessBase.com）（英語記事）
アイスランド国会は２１日、日本の入管当局が身柄を拘束しているチェス元世界王者の米国人ボビー・フィッシャー氏（６２）への市民権付与を認める法案を可決した。日本の法務省は２２日、同氏のアイスランドへの出国について前向きに検討を開始。出国実現の公算が大きくなった。 アイスランド国会関係者が明らかにしたところによると、正式な市民権付与には大統領の法案署名などの手続きが必要だが、手続き完了はほぼ確実で、数日中に市民権が付与される見通し。
南野知恵子法相は２２日、閣議後の記者会見で「市民権があれば（出国は）法的には可能と聞いており、仮にそのような状況になれば、入管当局が適切に検討すると思う」と述べた。法務省は同国から外交ルートで連絡を受ければ、出国の可否を最終的に判断するとみられる。
New York Timesは見出しで「In Step Toward Freedom」というような言い方をしています。アイスランド行きが可能な情勢になってきたようです。そこから先も不安な要素はいくつかあるのですが、出国したあとは日本政府はもう無関係となるわけですね。
この話題とは関係ありませんが、今日のINTERNET Watchにアイスランドの特集があったのでリンクしておきます。
