武者野勝巳六段が記者会見

武者野勝巳六段が「契約書」の一部を公開の続き。以前予告されていたとおり、本日、武者野勝巳六段が記者会見を行いました。現在のところ、マリオ武者野のホームページにも米長邦雄の家にも、この記者会見に関する記載はありません。

二つの将棋ソフトがそっくりだとして、プロ棋士同士が法廷で争うことになった。武者野勝巳六段(51)が社長を務めるコンピューターソフト制作会社「棋泉」が19日、日本将棋連盟専務理事の米長邦雄・永世棋聖(61)と「米長企画」、ソフト販売会社「サクセス」を相手に約4100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。「開発したソフトとほとんど同じ内容のものを無断で販売され、著作権を侵害された」と訴えている。

訴状などによると、「棋泉」は将棋のルールや定跡を学ぶと同時に練習対局もできるソフトを開発。00年に販売を始め、米長氏は監修者となった。しかし01年、米長氏側は「ソフトは失敗作品。監修したことが恥ずかしい」などと販売中止と廃棄を求め、武者野氏は受け入れたという。

武者野六段が訴訟を起こした相手は、米長邦雄永世棋聖と米長企画、株式会社サクセス三者だそうです。あとは、特に新しい情報は見あたりません。

ところで、株式会社「棋泉」が原告とのことですが、たしか販売したのは「駒音コーポレーション」だったと思います。名前が変わったのか、会社が新しくなったのか。いつのまにか変わっていたのでずっと気になっていました。他にも「デジタル将棋愛好会」というのもあったように思います。このあたりの組織がどうなっているのか、以前少し検索してみたのですがよくわかりませんでした。

そんなわけで最近は、「竜王戦倶楽部の運営元」のようにあいまいな表現をしてきたのですが、結局「棋泉」と言っておけばいいんでしょうかね。

追記:Yahoo!Japanトップページに、このニュースが表示されてますね。あまり話題のない日とはいえ、ここまで扱いが大きくなるとは思いませんでした。

*1:関係ありませんが、「将棋ゲーム」って言うんですね。(参考:将棋戯言 「将棋ゲーム」

*2:表題は近いうちに訂正されるかもしれません。