関西理事2人のインタビュー

「カフェ・ド・お気楽」第3回のゲストは、先月日本将棋連盟理事に就任した淡路仁茂九段・東和男七段です。

理事ということで、会話の内容は連盟の運営・将棋界の今後といったことが中心となりました。

村田
「そんなに状況は厳しいんですか?」
「僕らが考えている以上やった。具体的な資料も出されて、相当厳しいね。今は年度決算で赤字やから、累積赤字が増えてくると…。僕がなった頃(平成6年)はそれこそ羽生さん関係で免状とかも売れたし、凄く充実していた。いろいろするにも余裕があったし。」
淡路
囲碁界も大変やからね。将棋連盟も人事じゃない。赤字が増えんようにしないと、将来的な事を考えても。今は免状も厳しいし、『将棋世界』も厳しい。

そういった危機感から、最近は「普及」を積極的に進める方針が打ち出されてきました。特に関西で進められた「支部・教室棋士派遣キャンペーン」は、流れを一歩先取りした試みだったと思います。