真田圭一七段の見解

いろいろあって更新を見落としていました。

六文銭の「将棋コラム」で3ヶ月以上にわたって連載されていたプロ制度に関する文章が16日に完結しました。瀬川晶司氏のプロ入り希望が話題となる中、日本将棋連盟理事の経験もある真田圭一七段*1がプロ制度のあり方について正面から取り組んだ論考で、今後の議論に一つの視点を提供してくれる内容と思います。

いわゆる瀬川問題に関して、奨励会の意義が損なわれるといったような反対意見がありましたが、その「意義」がいかなるものなのかをこれほどはっきり主張した例はこれまでなかったように思います。このように一つの論考を完成させたことに敬意を表します。

*1:7月24日:誤って六段と書いていたところ、七段に訂正しました。失礼いたしました。メールでのご指摘下さった方に感謝いたします。