瀬川晶司四段、相手の二歩でプロ入り3勝目

26日に行われた棋聖戦一次予選1回戦で瀬川晶司四段が室岡克彦七段に勝ちました。この勝ちは室岡七段の二歩によるものだったそうです。どんな将棋だったかは棋譜が出るまでわかりませんが、普通なら二歩は不利な方が苦しまぎれにやってしまうものですから、瀬川四段の勝ち将棋だったと推測するのが今のところは妥当かと思います。

瀬川四段が勝っても、もう記事にはしないつもりだったのですが、ネタに恵まれる人だと感じました。

5月2日追記:

読売新聞4月30日付朝刊によると、室岡七段が一手勝ちの局面で42分考えた末打った底歩が二歩だったそうです。それは本当に「打っちゃった」系ですね。

それでも勝ちは勝ちですので、これをはずみに瀬川四段には2006年度で18勝を目指してほしいと思います。

5月10日追加