都立高校で将棋の授業

東京都教委が来年度から都立高で始める新教科「日本の伝統・文化」のカリキュラムが22日、公表された。

茶道や祭りに加え、これまで家庭や近所で教えてきた折り鶴の折り方や将棋、風呂敷の使い方も授業に登場する。体験するだけでなく、歴史や背景も学んで日本文化の素養を身につけ、国際社会に通用する人材をはぐくもうという狙いだ。

新教科の採用は各校に任されており、採用されれば生徒の選択教科として週に2時間の指導が行われる。

実際にどれだけの高校で将棋の授業が行われるかはわかりませんが、上記リンク先にあるPDFファイルでは「将棋に学ぶ」の指導案例が掲載されています。その中では

このように将棋は、日本の伝統・文化を学ぶ上で、多くの素材を提供してくれる格好の教材である。そこで本単元では、将棋の基本的なルールを理解して、対局を実践するとともに、将棋の歴史を調べたり、他のゲームと比較したり、将棋に込められた思想や精神性について考えたり、さらには、プロ棋士へのインタビューを行ったりする活動を通して将棋の魅力に迫る。

とされています。将棋を知っている生徒にとっては、他の項目よりもやりやすいかもしれません。