今月に入って、将棋ニュースプラスで新企画の番組が続々と配信されています。いくつかピックアップ。
女流たまてばこ。
8月11日から始まりました。野田澤彩乃女流1級・鈴木環那女流初段・上田初美女流初段の3名によるテーマトークです。テーマトークというよりもフリートークに近く、普通のおしゃべりの雰囲気がありながらも聞いていられる感じです。タイトルを取るような一流どころを持ってくれば何を話しても聞いてもらえるのですが、それ以外の棋士で話をつなげられるようなコーナーになると面白いという意味で、割とうまくいっているように思います。
それから、タイトルに「。」が付いているのは正式のようです。
8月18日から始まりました。谷川浩司九段が過去の対局で指した妙手を本人が解説するコーナー。面白くないわけがありません。今回はあの△7七桂です。
世紀の珍プレー
8月25日から始まりました。勝又清和五段による、過去の将棋の珍プレー解説。企画としては手堅く、面白くなるに決まっていると思ったのですが、カメラマンが将棋をわかっていないようで盤面をクローズアップで写してしまうため、持駒に何があるのかや下段にある香の利きなどがわからずにいらいらさせられます。撮りだめしてあるはずなので次回以降も同じような感じになってしまうのでしょうか。
今週のネタは、羽生が食らった一手とん死です。このときはポカが致命的にならずにすんだということもあり、トリビアの泉で使ってもらっても良さそうな話だと思うのですが、当時の現場の映像がないと難しいかもしれません。