奨励会三段リーグ 戸辺誠三段・佐藤天彦三段が四段昇段
- 戸辺誠、佐藤天彦、四段に昇段(日本将棋連盟)
- http://www.shogi.or.jp/imgs/060909_4dan.jpg(同上)
- 戸辺と佐藤がプロ棋士に・奨励会三段リーグ(NIKKEI NET 将棋王国)
- 戸辺と佐藤がプロ棋士に(産経将棋web)
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9月9日に行われた奨励会三段リーグ最終節で、戸辺誠三段が1位、佐藤天彦三段が2位となり、10月1日付で四段に昇段することが決まりました。佐藤天彦三段は2004年前期のリーグで2度目の次点(3位)となり、フリークラス四段へ昇段する権利を得たのですが、順位戦を目指してその権利を放棄し三段リーグにとどまっていました。
上位陣の最終成績は以下のようになりました。(上位2名が昇段。○は次点経験者を表す。)
- 15勝3敗(03) 戸辺誠三段(昇段)
- 14勝4敗(02) 佐藤天彦三段○(昇段)
- 14勝4敗(04) 豊島将之三段(1度目の次点)
- 14勝4敗(08) 伊藤真吾三段○
- 13勝5敗(01) 稲葉陽三段○
伊藤真吾三段は次点でもプロ入りできたのですが、厳しい結果となりました。14勝して次点にも届かないのは史上初でしょうか。二段までのように一定の成績を挙げられれば昇段という仕組みならば文句なく昇段なのですが、三段リーグという制度ではこのようなことになります。
上位陣ではありませんが、水津隆義三段は10勝8敗でした。年齢制限を越えて、勝ち越さないと次がない状況の中で勝ち越しを続けられるのは大変なことです。