小川洋子氏の次作はチェスが題材
『博士の愛した数式』など著作で知られる小川洋子氏の次作はチェスが題材で、チェスの大会・サークルなどを何カ所か取材に訪れているようです。
2006年9月のアジア大会に麻布学園チェス部の部員が出場したことをお伝えしたように、麻布学園のチェス部は強豪で知られていることから取材の対象になったのでしょう。このほかに、3月17日に大阪で行われた大会にも取材に訪れたようです。
次作の題材がチェスということは次のインタビュー記事にも出てきます。
- 作家 小川 洋子に聞く(前編)(Nikkei BPnet)
- 作家 小川 洋子に聞く(後編)(Nikkei BPnet)
いま、頭の中でこね回している「ひらめき」はあるのだろうか。企業秘密かもしれませんけど、ぜひ、と頼んでみると、すんなり聞かせてくれた。
「ありますよ、ゲームのチェスです。まだまだ風景は浮かんでこなくて、その分野に詳しい人に話を聞いたりしているところです
さて、彼女がチェスの世界から、どのような小宇宙を現出させてくれるのか。
これもまた楽しみである。
「その分野に詳しい人」というのは若島正氏のようで、若島氏なら一番の適任ですね。どんな作品になるか楽しみです。