羽生善治四冠のインタビュー

羽生善治四冠が語る仕事で紹介したインタビュー記事の全4回分が公開されたので、改めてリンクしておきます。

Yahoo!ゲームで矢内・石橋の指導対局

1月23日にお伝えした29日にYahoo!将棋で矢内・石橋と対局の続き。29日に指導対局が行われたそうです。

なかなか面白かったようですね。私は見られませんでした。

将棋倶楽部24名人戦、一次予選が終了

将棋倶楽部24第11期24名人戦の一次予選が29日に終了しました。リーグ戦表を見ると、予想していたよりも対局が多く消化されているようです。ざっと見ただけですが、50人リーグの中で40局以上消化した人が何人かいるようですね。

勝ち点合計が25位以上の参加者は自動的に本戦進出決定。26位以下はパラマス方式の二次予選に回ります。

梅田望夫氏の著書に羽生善治四冠が推薦文

1月12日に梅田望夫氏の本として紹介した『ウェブ進化論』の帯に掲載される推薦文は羽生善治四冠が書いたそうです。リンク先にその画像があります。発売日は2月7日(火)。覚えておきます。

日本棋院ネット対局トラブルは復旧へ

hatanakaさんにコメントで教えていただいたのですが、1月23日に日本棋院ネット対局で深刻なトラブルで紹介した件は2月1日よりほぼ完全普及となる見込みだそうです。バックアップがなんとか残っていたため、対局データが失われるという最悪の事態は回避できたようですね。不幸中の幸いでした。

それはよかったのですが、次の部分はどうかと思います。

次にセキュリティ強化とバックアップ体制の見直しについてです。この点につきましては、今後同じようなことの再発を防ぐためにもっとも重要な部分で、この一週間さまざまな角度から検討を行い、実際にセキュリティ強化対策やバックアップ体制の見直しを行ってきました。具体的な方法や中身に関しましては公表を控えさせていただきますが、皆様が今までより安心してネット対局をご利用できると確信しております。

運営者側がいくら確信していても、利用者が確信できなければサービスとして不十分です。そもそも、今回のトラブルが当初示唆されたように「ハッカー」によるものだったのか、それとも別の原因があったのかどうかといったことさえ全く触れられていません。もし仮に外部からの不正アクセスによりデータを消される事態に至ったのであれば、その事実を利用者側にも伝え、どのような攻撃を受けたのかの概要を公開し、その経験を他の事業者にも役立ててもらうために情報処理推進機構 セキュリティセンターに届け出てもらいたいところです(参考:不正アクセスに関する届出について)。今回のような対応では、データが一時消失した原因を把握しておらず、また同じことが起きる可能性があると受け止められても仕方ないでしょう。

今回と同じようなトラブルは他の類似サービスを行っているサーバでも起こる可能性があります。担当の方は、ちょうど1月31日に公開されたばかりの安全なウェブサイトの作り方などを読んで万全の態勢をとっていただきたいものです。