羽生善治三冠がスイスのチェス大会に参加

羽生善治三冠が10月28日から31日にスイスで行われたチェス大会に参加し、全参加者中4位となったそうです。詳細はリンク先をご覧下さい。

羽生善治三冠が「八王子観光大使」に

羽生善治三冠が「八王子観光大使」に委嘱されることになりました。11月14日に行われる式典では、羽生三冠により記念講演もあります。

ロンドンのイベントに瀬川晶司四段などが参加

11月29日にイギリスのロンドンで行われるイベントに瀬川晶司四段・島井咲緒里女流初段・中倉宏美女流初段・坂東香菜子女流2級が参加するそうです。

駒種3種のばか詰

解答発表になりました。普通の詰将棋の方は今月の詰将棋パラダイスで出題となりましたが、そちらも作図に苦労されていたようです。

次回のテーマは「限定打」。香・角・飛を打てば限定打にならざるを得ないのですが、いかに限定の意味付けを当たり前でなくするかがポイントということでしょう。テーマとしては好きな部類ですが、新しいことができるかどうかはわかりません。考えてみます。

所司和晴七段がシャンチーのアジア選手権で活躍

このほか、この間のエントリもこの話題です。

所司和晴七段がシャンチーアジア選手権で日本代表の一員として参加し、4局指して3勝1分の好成績を収めたということです。このあたりのことは全く調べていないので、関心のある方はリンク先から見てみて下さい。

「関根金次郎と渡辺東一」展

千葉県野田市郷土博物館で関根金次郎十三世名人と渡辺東一名誉九段に関する特別展が開催されています。ともに野田市出身で、それぞれ没後60年、生誕100年を記念したものということです。入場無料、月曜休館。今月末まで。

将棋博物館閉館のあいさつ文

詰将棋メモ: 将棋博物館が閉館を見ていて気付いたのですが、10月31日で閉館となった将棋博物館のページに同日付で館長の東和男七段名義での「お知らせ」が出ていました。この文書がいつ掲載されたものかは確認できませんでした。

お知らせ
長年、皆様に親しんでいただきました本施設は管理上の理由を含め展示物及び所蔵物を大阪商業大学アミューズメント産業研究所に移管することになりました。

今後、一般の方からの閲覧は難しくなりますが、将棋史の学術的研究のため、ご理解いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

平成18年10月31日
日本将棋連盟
常務理事 東 和男

「管理上の理由を含め」のあたりの日本語がおかしいような気がしますが、ともあれ、将棋博物館にあった収蔵品は大阪商業大学アミューズメント産業研究所に移されることが公式に表明されたことになります。あとは、大阪商業大学でどれだけがんばってもらえるかです。それについては短期的にはそれほど心配はしていないのですが、元の保管状態が良くなかったという話が本当だとすると大変な作業になるかもしれません。

そして、今後普通の人は閲覧が難しくなるそうですね。難しいというのがどの程度の難しさなのか、つまり、将棋の歴史を研究している人が閲覧しようと思ったとして、どのような手続きを経れば閲覧が可能になるのかを早く詰めてほしいと思います。全く認めないということはないはずだと思っていますので。