ウェブヘルパー

総務省が開発してきた「高齢者・障害者を含め、誰もがホームページを利用できるよう、ホームページの問題点を点検し修正を支援するシステム」がみんなのウェブで公開されたそうです。無料で利用できるので、週末にでもダウンロードして使ってみるつもり。たぶん気づいていなかったいろいろ問題点が発見できると思います。

このページは、最近読んだ『ウェブ・ユーザビリティ&アクセシビリティ・ガイドライン―誰もが使いやすく、アクセスしやすいウェブサイトをデザインするための80の指針』で知りました。著者の石田優子氏が運営するKeiYu HelpLabはこの方面での模範的なウェブサイトです。

障害者のためというと限定的な活動というイメージを持たれがちですが、全ての人が使いやすくする結果として、弱者への配慮もなされるという形が十分に実現可能です。少なくとも、お金と手間をかけてわざわざ使いにくくする(例:竜王戦倶樂部)といったことがなくなるだけでも、ウェブ全体にとって良い結果をもたらすはずです。サイトを作る人全員に知っておいてほしいですね。