駒の向きが変わる(続)

Seki's diaryの関さんによれば、「任意の駒の向きを変えられる、ということだとその駒をお互いに換えあって千日手、といった感じになりそうです。」とのことで、たしかにそうですね。成るときだけ向きを変えられるというのでは普通の将棋と変わらなさそうですし、他のルールと組み合わせて面白くするやり方が何かあるといいなあというところです。『The Encyclopedia of Chess Variants』を入手してあるので少し読んでみないとと思いました。

ばか系のフェアリーで採用するなら中立駒と似た味わいが出るかもしれませんね。と、また思いつきだけで書くわけですが。中立駒って何?という話はまた別の機会にします。

ところでプロモーションで色が変わるの話は、『シャーロック・ホームズのチェスミステリー』に出てくるので、そういうことがあったというのは正しいのだろうと思います。ただ、読み直した限りでは新たな情報はありませんでした。

駒音掲示板の書き込みを見るとこの話はあまり理解されていないようですが、マリオこと武者野勝巳六段が的確な返信をしていますので、そちらもあわせて読むとわかりやすいかもしれません。