Swenにご注意
今日、ウイルスメールを10通ほど受け取りました。Swenという名前らしいです。とりあえず、関連記事から。
- Swen に関する情報(Microsoft)
- 2年前の脆弱性を突いた新ウイルスが拡散 (ZDNet)
- Microsoftからのアップデートプログラムに偽装したウイルス「Swen」(INTERNET Watch)
- W32.Swen.A@mm(シマンテック)
- WORM_SWEN.A - 概要(トレンドマイクロ)
- W32/Swen@MM(ネットワークアソシエイツ)
このウイルスは様々な感染経路を持っていますが、メールの添付ファイルを通して感染する場合には、マイクロソフトからのセキュリティ・アップデートと称して、メールを受け取った人にウイルスを実行させようとします。(また、エラーメールを装うこともあります。)マイクロソフトの次のメッセージにあるように、決して実行してはいけません。
このウイルスは、 Microsoft からセキュリティ対策を促すメッセージを送信します。そして、このウイルスが送信してくる E-mail に添付されたプログラムを実行するとセキュリティ修正プログラムがインストールされるようなメッセージを表示させます。 しかしながら、弊社では、お客様へ E-mail による修正モジュールの配布は一切行っておりません。
なお、このウイルスは2年前に発見されたInternet Explorerの欠陥 *1を利用して、自動的にウイルスを実行させるようにします。Windows Updateなどで、Windowsは常に最新状態に保っておきましょう。
一般的に次のようなことに留意すべきでしょう。
- 怪しい添付ファイルは決して開かない。怪しくなくてもできるだけ開かない。
- Windows Updateを欠かさない。
ということで、下の2ページにもリンクしておきます。
なお、このウイルスは9月11日に書いたのとは別件です。正直なところそれほど危険とは思わなかったので取り上げずにいたのですが、今日になって大量に届いたためこのように書いてみました。