大内延介九段、成田空港で職員に暴行

プロ棋士で元日本将棋連盟常務理事の大内延介(のぶゆき)九段(62)が10日、成田空港で日本航空関連会社の男性職員(42)を殴り、暴行の疑いで千葉県警新東京空港署の事情聴取を受けた。

Yahoo!Japanのトップにも載ってしまいましたね。

将棋の来た道』は好きな本だったんですが、手を出してしまっては負けですね。日本将棋連盟のコメントはまだないようです。囲碁・将棋ジャーナルでも取り上げられませんでした。大内九段は海外との交流に力を入れていただけに、今後の展開が心配です。

とりあえず、14日のC級1組順位戦は指せるのでしょうか。

よみくまの八面六臂10月10日付によれば、10日に次のようなことがあったそうです。

午後4時から将棋記者会。その後の懇親会にも北島理事だけだったのが不思議だった。いつもはもう少し理事が来るものだ。会館を出るときに幹部職員が血相を変えて飛び出して行ったので、何かあったとは思ったが、一夜明け、11日朝刊社会面を見て分かった。

さわやか日記米長邦雄永世棋聖日本将棋連盟専務理事)の談話が書き込まれました。

当の本人不在ですので、真相は分りません。

たしかに大内九段は現在韓国に滞在していて、警察の事情聴取も帰国後ということのようなので、この段階で表立って対応を表明するのは難しいかもしれません。大内九段がマスコミに報道されたことを認識しているのかどうかですね。

社団法人。これは志を同じくした者の集合体ですから、構成員である棋士に対しての罰則は出すことは出来ません。あくまでも本人の自主判断のみです。

この点は誤解されては困ります

普通の感覚だと罰則を与える方法が何もないということはないだろうと思うのですが、そういうものなのでしょうか。そういえば、日本将棋連盟の定款は公開されていないんでしたっけ。