小用対策
今週の週刊文春11月27日号、先崎学八段の「先ちゃんの浮いたり沈んだり」は「棋士の小用」という表題でした。久しぶりにヒットです。
「ちょっと前のはなしだが
」ということで、今年6月の朝日オープン時間切れ事件の話。トイレに立っている間に時間切れ負けになってしまい、議論を呼びました。(詳しくは、朝日オープン時間切れ事件に関するリンク集をご覧下さい。)今回の文章で、先崎八段は待たずに指した側の肩を持っています。
しかし、これは勝負の最中のはなしなのだ。双方残り時間が切迫した局面でそういう配慮をしろというのは無茶なはなしである。それに、これはフェア・プレイとは違う。アマチュアだろうがなんだろうが、プロの公式戦に参加した以上は、その最中はプロと同じであり、そういう風にあつかってあげるべきだ。
その上で先崎八段は、そのような危機的状況ではどうするか、あるいはそのような状況に陥らないためにどうするかについて書いています。逐一紹介するのはやめて、私が初めて聞いた話だけ。
- それでも仕方ない場合はダッシュ!手を洗わなければ40秒で戻れる。
- その際不公平にならないよう、将棋会館の対局室のある階の手洗いは中央部にある。
- 噂によると「
○○○段
」は紙おむつをつけて対局しているらしい。 - 言われてみるとその人がトイレに立つのはあまり見ない。
- 確かに便利なので使うべきか、しかしいくらなんでも。
- 若いうちはやめておきます。
へぇ。