サイトを保存したい
そもそもホームページを運営し継続していくのは大変な情熱が必要である。
気楽な気持ちではじめた人は半年もしないうちに挫折してしまう事が多い。 1年2年と継続してきた人でもリアルでのある節目で突然やめてしまうことがある。
このような時、そのサイトにあった良質のコンテンツは文字通り消失してしまう。
挫折することは確かに多いですし、私もあと何ヶ月続けられるだろうかと思いながら更新しています。でも、更新ができなくなった、じゃあ今までに作ったページは消しましょうとなってしまうのは、私にとって不思議です。プロバイダ上のサーバで運営したページで契約を打ちきったので継続できないとか、別のテーマのサイトを作る上で容量制限に引っかかるとかの事情があればわかるのですが、そうでない場合更新のないまま放置してはいけない理由がわかりません。
私にはわからないのですが、ページを削除してしまうのにはやはり何か理由があるのでしょう。制作者が公開を取りやめたいと思っているときに、他人が勝手に別の場所で公開してしまうのは問題になりそうです。もちろん事前に許可を得られていれば問題ありませんが、そういう許可をくれるならそもそもページを消してしまったりはしないような気がします。
そのような問題があるとはいえ、「サイト保存の会」という構想は実現できれば有用なものになることは間違いありません。現在は、googleのキャッシュとかInternet Archiveくらいしか頼りになるものがありませんので、もっと確実な仕組みがほしいものです。ローカルで保存した上で50年間待つというのも一つのやり方ですが、さすがに時間がかかりすぎですね。
話は変わりますが、国立国会図書館では日本のウェブサイトを保存しようと言う計画が進められています。これがうまく進めば紙の書籍と同程度には保存されるようになるかもしれませんね。
しかし、これを読むとどのような媒体に保存したらいいかというような技術的な話題が中心で、著作権的な問題は先送りになっているようです。国会図書館が.jpなウェブを全部保存する計画(slashdot.jp)も見ましたが、役立つコメントは見つかりませんでした。