順位戦C級1組
順位戦C級1組最終日第10回戦が本日行われ、屋敷伸之八段と野月浩貴五段がB級2組への昇級を決めました。上位陣の最終的な順位は次のよう。前節まで2位と自力圏内だった豊川六段は痛恨の2敗目となりました。
屋敷八段のあまりにも長すぎたC1生活にもようやく終わりが訪れました。4月に九段への昇段が決まっているため、B級2組への昇級と九段への昇段が同時ということになります。
注目されていた渡辺五段は1敗を保ちながら惜しくも次点。将棋順位戦データベースによると、C級1組において9勝1敗の成績をあげながら昇級を逃したのは史上4人目です。その中には師匠の所司和晴六段も含まれています。
他方、残留争いは以下のようになりました。入院のため最後の3戦での不戦敗を余儀なくされた有森浩三七段は、奇跡の残留です。