将棋世界6月号
将棋世界6月号を購入しました。一番のお目当てはもちろん付録の「変幻自在」(伊藤果七段の合駒入り詰将棋作品集)です。せっかく購入したので、どうでもいいような感想をちらほらと書き付けてみます。
- 表紙
- 清水市代女流二冠の顔写真。微妙な表情。
- 一手啓上
- 中原誠永世十段。将棋世界を読む人なら「▲5七銀」は100%わかるということでしょうか。たしかにそうかも。
- 観戦記
- 一時期、将棋世界はいろいろな人に観戦記を書かせていたのですが、最近はそうでもないですね。
- 羽生善治と森内俊之
- 米長邦雄永世棋聖らしい文章。読むべし。
- 新・対局日誌
- 順位戦がなくてもいつも通り。バブルの頃は将棋棋士も羽振りが良かったんですね。
- 気になっていたこと「棋聖戦の不思議」
- 内藤國雄九段。続きが気になる。
- 馬見夢メモランダム((「馬」は実際には左右逆の左馬。(
- //www.shogi.or.jp/syuppan/sekai-mokuzi/hidariuma.gif">www.shogi.or.jp/syuppan/sekai-mokuzi/hidariuma.gif))):タイトルをひねりすぎ。全体に横書きで読みたい感じ。
- 時代を語る・将棋昭和紀行
- 宮坂幸雄九段。記録係が足りないのが問題というのは今では考えられないですね。
- 将棋論考
- こういう将棋は特に時代を感じます。
- 駒落ちのはなし
- ミスターKというのはやはりあのプロでしょうか。
- 現代に生きる大山振り飛車
- 地味ですがこういう研究は必要です。
- 盤上のトリビア
- チェスが出てくるとは思いませんでした。羽生善治名人と森内俊之竜王のチェスの取り組みがこれほど詳しく紹介されるのは初めてかもしれません。
- 将棋大賞選考会
- おおむね予想通り。新人賞の資格は「30歳以下、六段以下、B2以下」だそうです。
- 渡辺明の終盤のセオリー
- 悪くはないのですが、正直なところ渡辺明五段でなくても書ける内容と思います。あとは編集者の力量次第。
- 昇段コース
- なぜか今月は終盤戦の問題ばかり。最近、詰将棋に良い意味で段位認定問題らしくない図が多いように思うのですが、どなたが創作されているのでしょうか。
- 将棋カウンセリング
- 何かと思って調べたら「神との対話」ですか。……どこかで聞いたことのある題名と思ったら、クボヅカという概念でした。
- 詰将棋サロン
- 奨励会の対局中に創作というのもすごいですね。
- PS2の将棋ソフトの広告
- 安い将棋ソフトの広告に出てくる局面はありえない形をしていることが多い気がします。