24時間の死闘

今日の囲碁将棋ジャーナルでも紹介されましたが、昨日午前10時から行われた順位戦B級2組の中川大輔七段 対行方尚史七段の対局は、今日の午前9時15分までかかって行方七段の勝ちという歴史的な将棋となりました。その経過は以下の通り。

  1. 25日午前10時03分、対局開始。持時間は各6時間。
  2. 26日午前01時35分、241手で持将棋成立。
  3. (おそらく30分の休憩の後)指し直し局開始。(持将棋成立時はおそらく両者とも持時間は使い切っていたと思われるので、)持時間は各1時間。
  4. 同日午前04時58分、122手で千日手成立。
  5. (おそらく30分の休憩の後)2度目の指し直し局開始。持時間は(おそらく)各1時間+α。
  6. 同日午前09時15分、111手で行方七段の勝ち。

合計23時間12分。感想戦を含めると24時間指しっぱなしということですね。遅い対局時刻の記録はどこかに残されているのでしょうか。1日制の対局としては史上最長ではないかと思います。

これだけ長いと両対局者だけでなく関係者の疲労も相当なものでしょう。特に記録係の方には3倍くらい割り増し手当をあげたいですね。

ところで、本当に対局が24時間続いて翌日にも対局室を使う予定がある場合どうなるのでしょうか。