森内俊之三冠の記事(さらに続き)

7月17日の続き。

森内は作戦を変えた。それまで序盤で時間を使いすぎていたのを終盤重視のスタイルに変えたのだ。序盤、中盤、終盤、6、3、1だった時間配分を2、3、5にした。

「いくら序盤で最善を尽くしても、終盤で間違えたらしょうがない。自分の研究を信じて序盤は飛ばした」

これを読むと、時間配分の変化がかなり大きなものだったことがわかります。終盤で持時間が半分残っていれば、たしかに安心ですね。