棋王戦挑戦者決定戦

23日に行われた棋王戦挑戦者決定戦第1局▲森内俊之三冠 対△羽生善治二冠の対局は、82手で後手の勝ちでした。この対局は次のページで棋譜中継が行われました。

この中継サイトは、ファンの要望に応え、共同通信社(別窓)が主催し、日本将棋連盟の協力のもと、マリオ武者野&株式会社棋泉が運営にあたっています。

このサイトは当初、担当者が意図しない形でアクセスが増加したようです。

[3] 間に合わなかったか… 投稿者:担当者 投稿日:2004/12/22(Wed) 16:23

このページはまだ不完全なため、他の掲示板にURLの直リンをアップされなければよいが、と思っていたのですが… もっと早く準備すべきでした(;;)

[5] 遅くなりました 投稿者:システム担当者 投稿日:2004/12/22(Wed) 18:20

未公開のページを探し出してしまう方がいるなんて想像もしませんでしたのでのんびりしていました。 他の掲示板で暫定サイトのアドレスが公開されていることを知ってあわてて修正しました。 これで将棋盤の再現システムを調整すれば完了。 なんとか、間に合いました。

私の場合は、12月3日に行われた勝者組決勝戦で中継が行われるかもしれないと思ったので、そのころすでに上のページにはアクセスしていました。特に「未公開」という様子はなかったように思います。多くの人も同様に中継がないのだろうかと感じてページを探したのでしょう。いくつか可能性はありますが、主に次のような経路で見たものと思われます。

  • ブックマークから。(2003年12月25日に行われた昨年度の挑戦者決定戦でも同じページで中継が行われていたので、広く知られたURLだったと思われます。)
  • 検索エンジンから。(「棋王戦」で検索すれば簡単に見つかりました。)
  • アンテナから。(このページをアンテナに加えていた人も何人かいます。)

そのような可能性をすべて「想像もしませんでした」と言ってしまうとは、驚きました。……と書きたいのですが、今までの様子を見ていると当たり前に思えてしまうのが悲しいところです。見られたくないものがあるならWWW上にアップロードしなければいいだけの話ですし、アクセス統計を見ていれば対局のない時期にもアクセスがあったことが簡単にわかったはずです。プロらしい技術力か、利用者を思いやる心か、どちらかでもあればそういう言葉は出てこなかったはずなのですけれども、この運営会社はそんなものということなのでしょうか。

それはともかく、これで挑戦者決定戦は第2局にもつれこみました。日程が立て込んでいるので大変そうです。