20歳の渡辺明六段が竜王位を奪取

森内俊之竜王(34)に渡辺明六段(20)が挑戦していた将棋の第17期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)の第7局が27、28の両日、新潟県南魚沼市で指され、渡辺六段が96手で勝ち、4勝3敗で初タイトルを獲得した。20歳8カ月での獲得は、屋敷伸之九段(32)の18歳6カ月(棋聖)、羽生善治二冠(34)の19歳3カ月(竜王)に次ぐ3番目の年少記録。初防衛に失敗した森内竜王は名人・王将の二冠に後退した。

今日という日は、将棋界の節目として記憶される日になるのでしょう。

この奪取劇は、谷川浩司に名人を奪われた加藤一二三羽生善治竜王位を奪われた島朗を想起させますが、森内俊之二冠はまだこのままでは終わらないと私は思っています。またこの舞台に帰ってくるに違いありません。