朝日アマ名人戦で吉田正和氏が優勝

昨日紹介し忘れたのですが、19・20日に行われた朝日アマチュア将棋名人戦全国大会で北陸地区代表の吉田正和氏が優勝しました。天野高志朝日アマ名人との三番勝負は5月14・15日に行われる予定です。なお、プロ入り希望発言を巡って注目を集めている瀬川晶司氏はベスト8でした。

この大会では全国大会ベスト8および朝日アマ名人の9名(と日本将棋連盟推薦の1名を加えた10名)が、今年6月から始まる朝日オープン将棋選手権に参加できる特典を与えられます。今回は以下の9名がプロと対戦できることになりました。(敬称略)

優勝した吉田正和氏は現在19歳。プロ棋士を目指して、今年奨励会の入会試験を受験する予定だそうです。

2004年度奨励会入会試験をご覧いただくと何となくわかるとおり、19歳から奨励会に入会というのはかなり遅いです。そもそも通常の場合は、20歳を越えると奨励会を受験できなくなるばかりでなく、入会できても21歳の誕生日までに初段になれなければその時点で退会を余儀なくされます。

ただし、このようにアマチュア大会で好成績を残せば、入会基準が緩和されるというようなことを聞いた記憶があります。明文規定を探したのですが見つかりませんでした。

こういう挑戦は応援したくなります。道のりは厳しいですが、がんばってほしいですね。

それとは関係ありませんが、瀬川晶司氏プロ入り希望問題リンク集は更新を続けています。