ボビー・フィッシャー関連の記事

これまでの流れをうまくおさらいしてくれています。

署長を勤め警察官人生を引退したパルソンさんに、日本の収容施設にいる32年前の親友からSOSの電話がかかったのは昨夏。パルソンさんは著名なスポーツマンでダンサーでもあり、「アイスランド長嶋茂雄」と言っていいほどの存在。そんな男がチェス連盟や政治家に救援を呼びかけた。

アイスランドでは世界中を熱狂させたあの対局を知らない人はいない。日本人にとっての東京五輪と同じなのだ。そして政府が動き、昨年暮れに居住許可を出す。自国への送還を求める米国からの圧力も突っぱねた。

そういうこともあってうまくアイスランドの世論を盛り上げることに成功したのですね。アイスランド国内の報道に直に接することができたら面白かっただろうと思います。