羽生善治四冠インタビュー

近鉄将棋まつりの一コーナーとして行われた対談(というか鼎談ですか)の前半。最初に「どちらが進行役なんですか?」という確認から入るあたりが、さすがに慣れている感じですね。

では、ちょっとプライベートの事を聞きます。」という部分が、言われてみるとあまり聞いたことのない話。羽生四冠の話というと、「将棋とは」とか「人生を考える上で」みたいな大上段に構えた話題が多いような気がします。

ところで、羽生四冠もインターネットで対局することがあるそうですね。ただ、問題のある指し方をしている人もいるという話が出ています。

「ええ、たまに指しますよ。でもみんな指してますね 今は。でも(プロ棋士奨励会で)初段とか二段と か下の方で指してる人がいるらしいんですよ。それはダメでしょう(笑)。過少申告は」

雑に指して負けが込んでしまうならともかく、過少申告はだめでしょう。さすがにプロ棋士の人はやってないと思いたいところですが、年少の奨励会員だとまだモラルが確立していない人がいるのかもしれませんね。(少数の人の過少申告があってもレーティングの信頼性が損なわれないようなシステムを本来は確立すべきなのですが、それはまた別の話です。)