新人王戦がリニューアル

この10月から始まる今期の新人王戦が新しくなるそうです。しかし、この記事を読んでも何がどうなるのかよくわかりません。

まず、確実と思われるのが以下の2点。

  • 持ち時間が4時間から3時間に。
  • 女流棋士枠が3名から4名に。
  • 全体の参加者数が42名に。(現在は40名)

よくわからないのが次の部分です。

最大の変更点は、出場資格の年齢制限をこれまでより四歳引き下げたことです。将棋は「二十六歳以下」、囲碁は「二十五歳以下」とし、いっそう若々しい棋戦となります。名称も、将棋は「新人王戦U‐26」、囲碁は「新人王戦U‐25」とします。

将棋は、四、五段のプロ棋士全員と女流プロ棋士四人、アマチュア赤旗名人、プロの卵・奨励会三段の合計四十二人がトーナメント戦をおこないます。

現在の出場資格は「30歳・六段以下の棋士(タイトル保持者を除く)」となっています。

26歳以下の年齢制限を設けたということですが、棋士別成績一覧年齢順棋士一覧によると26歳以下の棋士は現在20名しかいません(渡辺明竜王を含む)。それと「四、五段のプロ棋士全員」というのは矛盾しているような気がするのですが、たぶん私の解釈が間違っているのでしょうね。

参加者が2名増えたのは、決勝戦を三番勝負から一番勝負に変更するということなのでしょうか。見直してみたら参加者数は毎年少しずつ異なるようです。この部分は撤回しておきます。まあ、組み合わせが発表になればわかるとは思いますが。